教 会 長                    2024.07
                                                                                                                    
  7月を迎えました。先月末に夏越の大祓い式が仕えられましたので、早いもので令和6年も半分が過ぎました。「一年あっという間やなあ。」とは日々の口癖でありますが、それに加えてこの頃は「毎日、暑いなあ。」と、つい口に出ますね。
 6月・7月・8月のこの3ヶ月ほどは、春の大祭・霊祭が終わりましたので、「少しのんびりと過ごせれば」と、この時期が来るたびにきまって思うのですが(笑)、なかなかそうもまいりません。「本当に結構なおかげを頂いておるなあ」と実感しますのは、なにかと教会御用で忙しくさせて頂いておる今月今日であるからです。
 月ごとに決まってさせて頂いておる祭典を含めた教会行事と合わせて、地域社会と共に取り組む活動もだんだんに進展の道を歩ませて頂き、有難いことに結構に忙しくさせて頂いております。このように教会のお話をさせて頂いておりますが、皆様もそれぞれに日々の仕事・生活と忙しくなされておられることと思うのです。
 神様は『みんな、「おかげを受けて忙しいから、なかなかお参りができません」と言う。無理に、「忙しい時に参れ」と言うのではないが、おかげを受けておれば、暇な日という日があるものか。「今日は雨が降ったからお参りしよう」「今日はお休みだからおかげを受けよう」と、暇をこしらえて参っておかげを受けるがよい。』と教えくださいます。
 不思議とこの神様の教えのごとく、皆忙しい日常を送っておるようです。まず何かとそれぞれに忙しい日常であるということを前提とし、どのようにして参拝という足を運ばせて頂くかという共通の課題があると思うのです。神様は、「悩みや心配が起きてきたら、ひとりで悶々とするのでな
しに、やはり忙しくとも参拝という足を運ばせて頂き、神様にお届け申し、おかげを蒙って頂きた
い、皆が助かって頂きたい」と強く願われております。
 冒頭で申しましたように、「この月も毎日暑いですが、日々を無理なく乗り越えていこう」とは
申しましても、自分の力ではどうしようもないぐらい大変な暑さであるようですね。ぜひ皆様共々に神様のお力をより必要として頂ければと願います。それでは今月も皆様の日々の立ち行きを願わせて頂きます。